Raspberry PiにOSをインストールする。


最近は、NOOBS(New Out Of Box Software)というOSのインストールも自動で行えるパッケージが準備されている。

今回は、このNOOBSを使い、Raspbianをインストールする。


Raspbian


 Raspberry Piに最適されたDebian WheezyベースのLinux


1.NOOBSダウンロード


Raspberry Piの公式ホームページ

http://www.raspberrypi.org/

のDownloadページからNOOBSをダウンロードする。


2.SDカードフォーマット


Raspberry PI Downloadsページにリンクのある「formatting tool」(SDFormatter)をダウンロードする。


formatting tool(SDFormatter)をWindowsにインストールする。


SDFormatterを起動し、論理サイズ調整ONでSDカードをフォーマットする(SDカードの中身はすべて削除されるので注意)。


3.NOOBSコピー


ダウンロードしたNOOBSを解凍し、フォーマットを終えたSDカードにそのまま入れる。


4.Raspberry Pi起動


 NOOBSをコピーしたSDカードをRaspberry Piにさし、Raspberry Piを起動する。その際、HDMI、USBキーボードを繋げる必要がある(LANケーブルも繋いであると同時にソフトのアップデートも出来る)。


5.Raspianインストール


 Raspberry Piを起動すると、どのOSをインストールするか選択しが出てくるので、Raspianを選択する。


 インストールが開始される。


 終了したら再起動をする。もしかすると再起動後、画面が真っ暗なままになるかもしれないが、1時間ほどはおいたほうがいいかもしれない(ディスクの拡張を行っているかも)


6.Raspian初期セットアップ


 再起動すると、初期セットアップ画面が出てくる。


Expand Filesystem:SDカードをすべて使え使えるように領域を拡張する(ただし、NOOBSでインストールされた場合は自動で領域拡張されているので、作業する必要はない。


Change User Password:ユーザ名piのパスワードを設定する。


Enable Boot to Desktop:ブート時にGUIにするかCUIにするか選択する。


Internationalisation Options


 Change Locale:文字コードを設定。ja_JP.UTF-8を選択し、その後、デフォルトを設定する画面が出てくるのでja_JP.UTF-8をデフォルトとする。


 Change Timezone:Asia→Tokyoと選択する。


 Configuring keyboard-configuration:Generic 105 key (Intl) PC→Other→Japanese→Japanese - Japanese (OADG 109A)→The default for the keyboard layout→No compose key


で最後はControl+Alt+Backspaseを使うかどうかなのでYesに


Advanced Options


 SSH:SSHによるログインを有効にする。


セットアップが終了したら、右下の「Finish」を押す。


再起動がかかり、Raspianが起動する(もしかすると再起動には時間がかかるかもしれないので、1時間ほどはそのままにしておいたほうがいいかも)。