Raspberry PiにOSをインストールする。
最近は、NOOBS(New Out Of Box Software)というOSのインストールも自動で行えるパッケージが準備されている。
今回は、このNOOBSを使い、Raspbianをインストールする。
Raspberry Piに最適されたDebian WheezyベースのLinux
Raspberry Piの公式ホームページ
http://www.raspberrypi.org/
のDownloadページからNOOBSをダウンロードする。
Raspberry PI Downloadsページにリンクのある「formatting tool」(SDFormatter)をダウンロードする。
formatting tool(SDFormatter)をWindowsにインストールする。
SDFormatterを起動し、論理サイズ調整ONでSDカードをフォーマットする(SDカードの中身はすべて削除されるので注意)。
ダウンロードしたNOOBSを解凍し、フォーマットを終えたSDカードにそのまま入れる。
NOOBSをコピーしたSDカードをRaspberry Piにさし、Raspberry Piを起動する。その際、HDMI、USBキーボードを繋げる必要がある(LANケーブルも繋いであると同時にソフトのアップデートも出来る)。
Raspberry Piを起動すると、どのOSをインストールするか選択しが出てくるので、Raspianを選択する。
インストールが開始される。
終了したら再起動をする。もしかすると再起動後、画面が真っ暗なままになるかもしれないが、1時間ほどはおいたほうがいいかもしれない(ディスクの拡張を行っているかも)
再起動すると、初期セットアップ画面が出てくる。
Expand Filesystem:SDカードをすべて使え使えるように領域を拡張する(ただし、NOOBSでインストールされた場合は自動で領域拡張されているので、作業する必要はない。
Change User Password:ユーザ名piのパスワードを設定する。
Enable Boot to Desktop:ブート時にGUIにするかCUIにするか選択する。
Internationalisation Options
Change Locale:文字コードを設定。ja_JP.UTF-8を選択し、その後、デフォルトを設定する画面が出てくるのでja_JP.UTF-8をデフォルトとする。
Change Timezone:Asia→Tokyoと選択する。
Configuring keyboard-configuration:Generic 105 key (Intl) PC→Other→Japanese→Japanese - Japanese (OADG 109A)→The default for the keyboard layout→No compose key
で最後はControl+Alt+Backspaseを使うかどうかなのでYesに
Advanced Options
SSH:SSHによるログインを有効にする。
セットアップが終了したら、右下の「Finish」を押す。
再起動がかかり、Raspianが起動する(もしかすると再起動には時間がかかるかもしれないので、1時間ほどはそのままにしておいたほうがいいかも)。